奈良オリエンテーション


 2年生は,来年4月に実施する修学旅行に向けて動き出しました。校長・教頭・学年職員による修学旅行オリエンテーションを経て,いよいよ本格的な事前学習に入ったところです。10月29日には,市教委文化財課から,おなじみの斎藤秀樹学芸員においでいただき,授業に加わっていただきました。本校職員数名と斎藤学芸員とが,奈良の主な文化財を紹介しながら,各自の感じ方や想いなどを生徒を前に自由に語り合いました。
 「私は十二神将としては,新薬師寺が迫力とリアルさで最も惹かれるなあ・・・いや,私は室生寺の十二神将が,いかにも鎌倉時代の写実的な表現でありながらコミカルなシェイプで大好き。一度でいいから近くによって見せてもらいたい!!!」等と大人が勝手に話す時間となりました。これを聞いた生徒たちが,それぞれの感性を大切に,「絶対に出会いたい」仏像等の文化財を求めて熱い調べを展開していく予定です。この日の授業の後半でも,当麻寺の四天王」「東大寺法華堂の国宝たち」「東大寺戒壇院の四天王」「法隆寺五重塔」等に惹かれている生徒たちの声を聞くことができました。さてさて,どんな旅ができあがるのか,半年間の取り組みが楽しみです!

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 担任の映す文化財のプレゼン写真を基に授業を展開します。大人の楽しむ姿を見て,生徒たちもその世界に入り込んでいくはず!  地図と写真と,そして言葉・・・生徒たちは次第にイメージを膨らませていきます。